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Diaryではない何か。

ストレージとしてのSBM

すちゃらかな日常 松岡美樹 ソーシャルブックマークは「自分の領域」なのか?


松岡氏と私とで決定的に違うのは、Webに対する愛情の有無だと思った(関わり方の意識の違いという意味なのだけれど、ちょっと大仰に言ってみた)。

少なくとも自分には「ネット界全体として見た場合にはメリットが大きい」かどうかということには全く関心がない。だから結論も微妙に異なったものになる。


松岡氏:ソーシャルブックマークは機能としてはオープンな場なんだけど、「自分の領域」としてふるまったほうが世の中的にはおもしろい。

faintmemory:SBMは基本的に自分の場なんだけど、第三者、そしてそのエントリーを書いた本人の目に触れる可能性がある場だから、常に「語りかけ」の要素があること、そしてそう受け取られることがあるということを意識して書くべき。


ネットを公的空間として意識すると発言の独自性が低まるのか。必ずしもそうではないと思う。言動がよそ行きになろうがなるまいが、要は自分の考えをそこに書くか書かないかの違い。表現のスタイルに少しばかりの“調整”が必要になるというだけのこと。


そういう訳で、自分にとってSBMは「見られることを前提とした個人メモ」という位置付けであり、同時にそれが(望むと望まないとにかかわらず)外部に向けてのメッセージにもなるということは常に意識しておくべきだと思うのだ。