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Diaryではない何か。

馬の骨

今日から始まったNHKの金曜時代劇「秘太刀 馬の骨」を楽しみにして見ましたよ。

NHKの時代劇に別に興味はなかったけれど、「どうでしょう」関係者の音尾さんが出ていたことと、そして何より音楽担当が近藤等則だったので私にとって見逃せない番組でした。

数年前、やはりNHKの時代劇「腕におぼえあり」でも音楽を担当していてその一見(一聴)ミスマッチとも思えるぶっ飛んだ独特のジャズ調のサウンドは当時話題になってましたね。


私が彼の演奏をじかに聴いたのは、ICPオーケストラのメンバーとしてのツアーの時と、ポール・ロヴンス、ポール・リットンらのパーカッションとのトリオでの演奏。それから“電化トランペット”を駆使したソロの3度だけだったと記憶しています。場所はいずれも仙台で全て80年代でした。

その後は、やはりNHKで放送されたイスラエルの高原でトランペットを吹き鳴らす彼の雄姿を見て感激し、その時のサウンドが収められたCDブック「イズラエル」は今も私の宝物です。

あっ、そう言えば「課外授業 ようこそ先輩」にも出演して母校である小学校の生徒に文字通りの自由で無茶苦茶な楽器演奏をさせていて、見ていておかしくてたまりませんでした。

音楽のジャンルも空間も飛び越えて活躍する彼のサウンドを久しぶりに聴けて今日はとても幸せな気持ちになれました。

B00008DCCWヤーパン、ヤーポン
ミシャ・メンゲルベルク&ICPオーケストラfeat.近藤等則 ミシャ・メンゲルベルク ハン・ベニンク

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