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Diaryではない何か。

基本ルールとブログ論

このはてなダイアリーとは別にmovable typeを使用したブログをやっているのだが、そこに対するコメントスパムトラックバックスパムがひどい。

ここ半月ぐらいは大体毎日5個ぐらいやってきて、今日は6個をたった今削除したところだ。
MT(movable type)のヴァージョンが自分の場合未だに2.661で、現行の3.xと異なりスパム対策がまだ十分でない為、受信後ひたすら手動で削除することを余儀なくされている。


そういう訳でいい加減イヤになったということもあり、近々ヴァージョンアップを予定している。
現行版には色々な種類のスパムフィルターが装着できるようになっており、また、設定によりコメントとトラックバックの“一時預かり”が可能になっている。

“一時預かり”というのは自分だけの用語だが、要するに管理人がその内容を確認するまでは非公開にしておけるシステムのことだ。


フィルターは今後のスパム数の推移と、実際にその効果を試しながら順次取り入れていこうとは思っているが、それまでは当面一時預かりの設定にするつもり。


ネット上に数あるブログ論の中には、コメントやトラックバックがリアルタイムで反映されるようになっていないと書き込む気が失せるとか、ブログ的じゃないとかいう論調のものも見受けられるが、そんなのは気にせずさっくりと無視。まずは確実にブロックすることが先。


ブログやネットの初心者にとってコメントやトラックバックを送る際の基本的なルールを知っておくことはとても大切なことだと思うが、受け付ける側としての心構え・姿勢等については個人の自由な考え方が優先されて構わないと思う。


基本的な「ルール」はそれを守らなければ他人に迷惑をかけることに繋がるが、初心者がいきなりどこかの誰かが書いた「ブログ論」を読んでそれに感化され、以後それに捉われて自由な活動を自ら制限することになったとしたらそれはとてもつまらないこと。


基本ルール以外は自分の都合をまず優先。ルールは無視したり勝手に変えたりはできないけれど、ブログ論はあとからいくらでも自分で取捨選択できるのだから。


そういう訳で、成り行きによってはアップグレード後の自分のMTは今後しばらく“一時預かり制”になるかもしれないけれど、そのことに対するネガティブな思いは当然ながら全くない。楽にブログ運営ができるかどうかが大事なのであって、「べき論」によって遠ざかる“お客さん”がいたとしてもそれも自分の“楽”の範囲内であるから。