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Diaryではない何か。

TV3台じゃなくて3題

めちゃめちゃ不自然

asahi.com高野連がフジテレビに抗議 早稲田実の宿舎訪問番組で


例のフジテレビに高野連が抗議の件。
抗議そのものの妥当性はともかく、記事中“タレント3人”の名前はおろか番組名さえ出さない不自然な内容。

3人のうち1人の名前だけ出さないというわけにはいかないので結果3人とも出せなくなったというところか。

派遣じゃなくてハケ

テレビをつけたら篠原涼子が颯爽と歩いていたので流れで見た。
派遣社員にプライドを持たせて正社員への憧れを抱かせず“優秀なハケン”として機能させ続けようとする厚生労働省肝いりの国策ドラマというイメージ。

デフォルメしすぎな人物設定や有り得ないストーリー展開も、それが荒唐無稽であればあるほどバックグラウンドで容易に刷り込みが進行していく。


実際に大手の派遣会社がCMに入っていることからも、このドラマでは最後まで「ハケンの品格」が失われることはないだろう。

有り得ねーよと笑いながら篠原涼子に自分を重ねて明日もまた頑張ろうと心に誓う若者がたくさん増えて、派遣市場の基盤は益々強固なものになっていく。

昨年末の“裸踊り”の件

今日ミュージシャン側から謝罪があったようだが、やはり全て仕組まれたものであったという疑いは拭いきれない。

たとえ今回のことでNHKを出入り禁止になったとしても、何ヵ月後に何の番組で復帰させるかを含め昨年のうちに密約が成立しているのではないだろうか。そんな気がする。


まあ、そんなことはともかく裸踊りの件。自分は“楽しんだ側”だった。
家族と一緒にこのシーンを見ていた人にとってはたまったもんじゃなかったかもしれないけれど、私のように録画で年が明けてから一人で見た者にとっては単なるお笑い番組のワンシーンのようなものでしかなく、誰に気を遣うことなく楽しむことができた。


このようにその時の視聴環境によってその感じ方も大きく左右されるだろうし、また、NHKに対してこうあるべきだとかというような期待とか規範みたいなものを自分の場合まったく求めていないので、元々腹の立てようもなかったとも言える。


いずれもう民放だNHKだと分けて考えること自体がどんどん無意味になっていると思う今日この頃なのだ。