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Diaryではない何か。

 ただの日常

その人の心の闇が見えたとき、そのことはほぼ瞬時に相手に伝わる。
面白いぐらいに、まるでデータを転送するかのように目が合った瞬間、相手は「見られた」ことを察知する。


その空間が閉じられている場合、ただ距離を置くことにはさほど意味はなく、その瞬間から“攻撃”が始まる。


自分にとって心地良い空間の中でこれからもずっと「いい人」であり続ける為、どんな手を使ってでも排除しなければ、いつか自分の立場が脅かされるから。

そうならない前に、少しでも早くやらなくちゃ……



今の「私」にはそれができる。
私のちょっとした冗談でみんなが笑い、その中で一人だけ笑顔になれないあの人は少しずつ孤立していく。


「どうしたの?」

「大丈夫?」


みんなの笑顔が、優しい言葉がそのままあの人の心に矢になって突き刺さる。



攻撃はまだ、これからだから。





inspired by ---


fuuuuuuunの日記 - どんだけだ
http://d.hatena.ne.jp/fuuuuuuun/20070801/p1