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Diaryではない何か。

swing girls


はてなダイアリーに自分で撮った写真をまだ一度もアップロードして載せたことがなかったので試しにやってみた。


以下、映画「SWING GIRLSスウィングガールズ)」を見た人以外には訳ワカメの内容です。


写真のLPジャケットは、いずれも“小澤先生”のオーディオルームの壁に掛けられていたのと同じもの。
右は先生が指揮棒を振りながらメンバー紹介をしていたドルフィーの「AT THE FIVE SPOT」。
そして左は同じシーンでその一つおいて左側に掛かっていたマイルスの「BITCHES BREW」。
どちらも超有名盤なのでジャズ好きの人なら誰でも知ってると思う。

先生のマニアックさを演出するためかフリー寄りのアルバムのジャケットも何枚か飾られていたけど、友子が先生のサックスを手に取ったとき下に落ちずに棚にあったアルバムが「The topography of the lungs」だったのにはちょっとびっくり。これはヨーロッパフリーの金字塔と言える名盤。小澤先生侮りがたし。


あと、この映画をこれから見るかもしれない人の為に一応内容のことに少し触れると、この映画は時間の長さが、一つの連続するシーンの中であっても自在に伸縮する場面があったり、彼女達の技術面での上達がどう考えても早すぎたりする部分もあるのだけれど、そのあたりを矛盾として捉えてしまうと最後まで首をかしげながらストーリーに没入できなくなることがあるので、解釈を柔軟にして場面場面を楽しむ心の余裕を持つことが、楽しむ上でもっとも大切な心構えと言えるのかもしれません。

リアルとファンタジーの繋ぎ目を意識せずに素直にストーリーに入り込むことができれば誰でも幸せな気持ちになれる映画です。