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Diaryではない何か。

やらないか、はてブ

いや、別に誰かを誘ってる訳じゃないんだけど。

はてブについて、個人的なメモ代わりとして使いたいだけなのに、結果として記事を評価するシステムに参加することになるのが嫌だという人がいる。

はてブについては、好きな記事に投票するようなつもりでリストする人もいるだろうし、あくまで自分の為のメモとして利用する人もいる。
50字制限のコメント欄を利用して自分の感想や意見を見てもらいたいという人もいるだろうし、悪意を持って嫌がらせのようなことを書く人だっていると思う。

そういうのが全部一緒になって「より多くの人の関心を集めているエントリー」がリストアップされる訳だから、一人ひとりがその利用をためらう理由なんか本当は全然ないのだ。

はてブは単なる集計システムでしかなく、少なくとも現状において、どんな意識を持ったブックマークも分類されることなく表示されることこそが問題なのであり、個人がその表示結果にまで「責任」を感じる必要はない。

より良い記事が順当に上位に表示されなければならないのに、自分のメモ代わりのブックマークが加わることによって正しい順位に狂い(ブレ)が生じてしまうのではないか。だから安易な気持ちで参加(ブックマーク)することはできないと考える人たち。
普通に思うけど、どうしてそこまでシステムに協力的なのだろう。

SBMという新しい可能性が構築されていく現場に立会い、その意義を十分理解した上で積極的に参加・貢献するべきだという考え方もあるだろうけど、“参加”するのではなくただ“利用”したいだけっていう人もたくさんいるはずなのだ。
そういう人のブックマークをも有機的に取り込んでランキングに反映できないとしたら、それは個人の問題じゃなくてシステムの欠陥なんじゃないの?

自分の場合、メモ代わりとして利用するほか、自分と同じエントリーをブックマークした人がどんな感想・考えを持っているのかを知りたくてはてブを利用してる。
自分がブックマークしたエントリーの被ブクマ数には別に興味はないし、ランキング自体に偏りがあるのではてブのトップページを見てもあまり面白いと思うのがないので実際ほとんど見に行くことはないのです。

そんな訳で何が言いたいのかというと、たとえ自分の利用法がはてブの“正しい使い方”に合致していなくても後ろめたさを感じる必要も、誰かに対して申し訳なく思う必要もない。自分にとって最も使いやすい方法・考え方ではてブを思う存分利用すればよいのだ。


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