知らぬがほっとけ、みたいな。

先日の対ドイツ戦のテレビ中継の際、ハーフタイムに入ってチャンネルをたまたま替えたら他局で試合結果を放送していてその時点で生放送でないことを知り衝撃を受けたという人のブログを複数目にした。

テロ朝が本当にバカだと思うのは、ハーフタイムに入ると同時に中継が実はナマではないということを告知しなかったことだ。

字幕スーパーか別途アナウンサーによる音声で、放送が実際よりも1時間遅れであることを告げた上で、今の時間他局にチャンネルを替えてしまうと早朝のニュース番組等で結果が分かってしまう可能性のあることを視聴者に暗に気付かせる。この事実をこの時点で知った視聴者は他局にチャンネルを替えられなくなるばかりでなく、同様に勝敗を知ってしまう可能性のあるネットを覗くこともままならなくなる。

その結果、生放送であることをここまで全く知らされなかったことに激しく憤りを感じながらもそのままチャンネルも替えられず、その間延延と続く同じCMを後半が始まるまでおとなしく見ざるを得なくなる。

スポンサーとしてはCMをずっと見てもらえるうえに、視聴者としても取り敢えず結果バレの危機を回避することができ、情報を遮断したまま後半の観戦に臨むことができるって訳なのだ。

訳なのだ、とか今更言っても何にもならない訳で、やっぱりリアルタイムでちゃんと放送してほしかったと思う今日この頃なのだ。