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Diaryではない何か。

サムライブルー

もうすぐワールドカップ、日本の最初の試合が始まる。
唐突だが、私が日本チームに望むのは、ファウル覚悟のプレイを戦術として取り入れてほしくないということだ。
「ゼッタイに負けられない」とか言うけれど、そんなことしてまで勝たなくていい。

試合は応援する。開始時間が午前3時だろうが4時だろうがゼッタイに起きて生で応援したいと思っている。


前回大会で、日本のある選手が自陣深い所で相手選手にドリブルで切り込まれ、かわされた直後ユニフォームを摑んで止めようとして結局振り切られて直後にゴールを決められたシーンがあった。


自分でも驚くほど気分がスカッとした。「反則までして止めようとするなら入れられてしまえ!」


ネット上、こういう意見はあまり見かけられないけれど、こういうメンタリティの人は実は決して少なくないと思う。
これは理想論ではない。世界の戦い方がどうだとか、負けたら全てが終わりなのだとか、結局ファウルの正当化でしかない。


もう試合が始まる。今日はどんな気持ちでこの戦いを見終わることになるのだろうか。