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Diaryではない何か。

ブクマの行き場

naoyaのはてなダイアリー - はてなブックマークのコミュニティについて
http://d.hatena.ne.jp/naoya/20070615/1181890785


なんか上のエントリーにかなりの勢いでさっきからブクマが増えてるみたいなんだけど。

あんまり真面目に考えずに書くけど、このエントリーがいわゆる「ネットイナゴ問題」について書かれているものであるとするならば、今後は一エントリーにつき、はてブできるのは“先着100名様”に限定するぐらいのことをしないともうどうにもならないんじゃないか。


ソーシャルな部分をそっくり維持したまま状況を改善するなんて実質的にムリっぽいし。
何故ならイナゴには自分がイナゴであるという自覚はないから。


とりあえず、それでもう“殺虫剤”を準備する必要はなくなる。


ソーシャルブックマークSBM)が「限定的ソーシャル」を選択するなんて、それ自体が矛盾だし有り得ないことだけれど、少なくとも今よりずっとクリアランスは良くなると思う。


個人的には旧来の「お気に入り」としての利用がメインなので、コメントシステムになんらかの規制が加わったとしても多分困らない。
あるエントリーに対して言いたいことがあれば普通にトラバするか、或いはブクマのコメント欄に[エントリー書いた]というタグだけ付けて自分のブログに好きなことを書く。


いずれ、自身ではてブはてなダイアリーを利用しているならば、ソーシャルブックマークの便利さと同時にその危うさについても知っていなければならないだろうし、大袈裟だけどそこにある種の「覚悟」も必要なのだと思う。


≪追記……≫


で、本当は一番問題なのは、はてなはてブもなんも知らない人がたまたまリファラや人づてをたどって見たときのショックをどうするかということだろう。
何気なくクリックすると、そこに自分のエントリーをタイトルに冠したページがあり、どこの誰かも知らない人達が寄ってたかって自分が書いた文章について勝手なことを言い合っている。


この衝撃に比べたら、“市民”同士でバカだのアホだのやり合ってるのなんてただの内輪もめでしかない。
多くの議論の中にこの視点を見つけられなかったことが何より驚きだった。


こういう出会いがしらの「接触事故」をなくす、或いはその衝撃を少しでも軽くする為にどういうことができるかを考えることが先決だろうと思う今日この頃なのだ。